花とゆめ 2007年13号(6/5発売)

● おかえりなさい。高屋奈月「星は歌う」は、フルバから半年、待望の新連載。シビアな状況にある人たちと、その状況を本当にシビアにしている周囲の視線。そこに現れた正体不明の男の子…? しっかりした友人とか、脇を固めるキャラクターにも期待大です。
● おめでとう。羅川真里茂「しゃにむにGO!」は、インターハイ、団体決勝、延久VS駿にようやく決着。コートの中と外に読者の視線を揺さぶりながら、しっかりと決めてくれました。そして、ここからどう展開していくのか、は、8月まで待て。
● ようこそ。福山リョウコ「悩殺ジャンキー」で、遊佐が見つけたのは、闇の中に立ち止まっていた自分を引きずり出し、迎え入れてくれる場所。そして、それが、堤の背中を押して…。それぞれがそれぞれに、ドミノのように刺激しあう様が、楽しいです。
● 無事だったのか、ほうき。磁ロックス「魔女っ子モモカ」、今回はケルベが出ていなかったのですが、なぞのめがね男が登場。突然モモカの表情が少女漫画になったり。何? もともと少女漫画だと?

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花とゆめ 2006年19号(9/5発売)

● 文化祭がはじまって、なんだか千愛も陽介も壊れまくっている橘いづみ「親指からロマンス」。近づきたいのに、臆病なせいで近づけない。それがかえって相手を不安がらせて…、なんて、少女マンガの王道なんだけど、文化祭ならではの試行錯誤が楽しいです。でも、文化祭が終わったからといって、とりあえず根本的な解決はなさそうだけど。
● 終わりに向かっていく高屋奈月「フルーツバスケット」。物語が平らに穏やかになっていくと、場をかきまわしてくれるのが、綾女さん。相変わらず十二支最強の傍若無人さを誇っています。そして、紫呉のほしかったものとは何なのか。求め続けたところへ、少しずつ近づいていっています。
● 加藤四季「兄ワールド」。世界を革命するため、かどうか、生徒会長リコールをたくらむ前田秋彦。おかあさんにもけられたことがない、そんな彼が目指す生徒会、そして学校の姿とは? って、まあ、あまりに明らかなんですが。

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花とゆめ 2006年18号(8/19発売)

● 一歩手前の、みずみずしい気持ち。名前という包みをかぶせずに、その気持ちに直に触れるから、くすぐったいようで、そわそわするようで、なんだか落ち着かなくなってくる。ふじもとゆうき「キラメキ銀河町商店街」は、シリーズものの最新読み切り。高校生になった仲良しコンビのミケとクロの関係を描いたこの作品は、そんな読んでいる方がもどかしいような想いを、力強く、繊細に描きます。
● おとぼけ店長の策略の回だった松月滉「幸福喫茶3丁目」。文化祭にクラスで喫茶店をやることになりそうな潤。それにかこつけて、潤とふたりでケーキ屋めぐりをしてこいと、進藤さんに命令する(客観的にはお願いする)店長。まわりから考えればデートなんだけれど、とことんまで鈍いらしい二人はどうなる?
● 似てるから好きになる。違うから好きになる。どっちが間違いってことはない。でも、どっちかが正解ってこともない。日高万里「V.B.ローズ」は、よく似た二人が出会い、別れ、違う形で一緒に歩くまでのお話。想いは、とても正直だから、近くにいればいるほど、相手を傷つけてしまうこともある。それでも一緒にいられる、という強さ。うーん、やっぱり男の子の方が気持ちには不器用なのかもしれないなあ。

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花とゆめ 2006年17号(8/5発売)

● 久々の学園壊れまくりモードが楽しかった椿いづみ「親指からロマンス」。「ジャージ戦隊マッサージャー」全サCD化希望。なんならDVDでも可。
● はっきりしない、はっきりできない楽十が、吹っ切れたのか、キレたのか。藤原規代「アラクレ」は、幸千恵を迎えに行く楽十と、そんな彼の気持ちに少しずつ気づき始める幸千恵とのラブ展開に加速してゆく予感。二人を乗せた新幹線は、次回どこへ行くのか。
● 無表情に何もかもかわしてばかりの堤。傍観者なのか、ライバルなのか、それとも? 福山リョウコ「悩殺ジャンキー」は、ついに堤自身がどうにかされる番に。ナカとウミをさんざん振り回してきた堤も、それなりの想いを抱えていた、という話はこれまでもさんざん出てきたけれど、そろそろ決着させるのでしょうか?

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花とゆめ 2006年16号(7/20発売)

●ただかき回しにきただけではなかったらしい、某国の王子フィン。南マキ「S・A」は、そんなフィンに見込まれてしまった竜の、ある意味災難で、ある意味きらきらとした日々。変わっていく関係に悩んでいた自分があほらしくなるくらいに、不思議な秘密を知ってしまった竜ですが、さて。
●変わっていく関係、変わっていく距離感に慣れずにうろうろしている不審な陽介。椿いづみ「親指からロマンス」は、帰ってきた陽介の様子がおかしいのに悩む千愛がかわいらしい、というか、あまりのドタバタに、面白いと言った方がいいのか。この作品に愉快さが戻ってきたのは嬉しいです。
日高万里「V.B.ローズ」、今回のポイントは、無言のうちに友情を確かめ合う露さんと夏奈さん。夏奈さんの過去とか、おびえモードなあげはちゃんとか、まあ、見どころはいろいろあるのですが、やはり、心が通じ合う露さんと夏奈さんのシーンが最高。
●ついに大胆告白!加藤四季「兄ワールド」の話ですが。星野くんの(お金目当ての)婚約者、爽子さんが、婚約破棄を言い渡されて叫ぶ本当の気持ちとは!

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花とゆめ 2006年15号(7/5発売)

● 福山リョウコ「悩殺ジャンキー」。今回は、堤と実羽のお話。クールな堤が崩れていくところがよいです。んが、ちーさんにも幸せになってもらいたいなあ。

● 松月滉「幸福喫茶3丁目」は、若かりし一郎くんのお話。成績優秀で、そのために余計なプレッシャーと孤独を感じていた16歳の一郎くん。彼がボヌールでバイトするきっかけは?というお話を、のへらーとした画面と、張りつめた画面との切り替えで描いていきます。そこが、この作品の魅力なんだよなあ。

● 高屋奈月「フルーツバスケット」。ここのところ透くん抜きでお話が続いていただけに、この展開は素直に嬉しいですねえ。

● イチハ「女子妄想症候群」、久々に再開ですよ。繊細なんだかギャグなんだかわからないノリは以前のままだ、大丈夫!(何が)

● サマー・トピックとやらによると、なんと、あの松下容子の新作読み切りが予定されているとか。

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花とゆめ 2006年14号(6/20発売)

● 松月滉「幸福喫茶3丁目」、今回は幼稚園児2人がメインのお話。ちょっとだけ変わった人達が、ごくありふれた日々を過ごしていく、そこをコミカルに描いたお話は、和菓子やケーキのように、読む人をちょっと幸せにしてくれます。ごくありふれた日々を、ごく当たり前に暮らしていく、その中でこそわかる人となりというものがあって、それが信用できるようなものかどうかが、このお話のなかでメインを張れるかどうかの差になっているような気がするなあ。
● みずみずしいねえ、いいねえ。というのはもちろん、日高万里「V・B・ローズ」のあげはちゃんのことですよ。つないだ手が恥ずかしくて、顔が赤くなってしまう。お互いの距離を意識しすぎて、つい間を空けてしまう。でも、そんなドキドキも、思い返せばついゆるんでしまう頬。いやあ、やっぱりいいですねえ、こういうシーンは。
● かなり奇妙な人達のかなり奇妙で純情な低血圧ロマンス。椎名橙「通学路。」は、ひとりの世界とひとりの世界が、ふたりの世界に引きこまれていく、そんな初夏の突風のようなできごとを描いた読み切り作品。後半にいくにつれて頻繁になるシーンの切り替えが、疾走感を高めています。

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花とゆめ 2006年13号(6/5発売)

●ラストに向けて加速していく高屋奈月「フルーツバスケット」。いい感じに疾走感が出ていました。このまま最後まで突き進んでほしいところです。てなわけで、今回は最後の3/4が空という構図がいたく気に入ったのでした。
●こちらは、今まで走り続けてきているだけに、今回は「立つ」ことがテーマな、福山リョウコ「悩殺ジャンキー」。エロ大王なウミも、せつないちーさんもよいのですが、今回の見どころは、さすが主役の存在感を見せたナカでしょう。「勝負だ 私」の立ちっぷりが、とてもかっこよいのですよ。
藤原規代「アラクレ」がついに本格連載とか。かき回しキャラを一人入れて、さてさて、どう動いていくことやら。
南マキ「S・A」も、滝島と光の関係が新展開。ふたりを引き離そうとする滝島祖父の企みは意外な形に進むのですが、なかなか素直になれない二人の関係やいかに。ちょっと困ったように滝島に振り向く光の表情が、恋する女の子の顔でよいです。

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